“サインが空間をデザインする”という発想。
東京スクエアガーデンで開催された「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」レセプションパーティーにて、空間装飾サインの製作・施工を担当しました。
来場者が作品やアーティストと出会う特別な空間を、ブランドイメージを保ちながらアートと調和させた演出をご紹介します。
「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(ティースリー・フォト・フェスティバル・トーキョー)」は、東京・八重洲を中心に開催される写真の国際芸術祭です。
国内外の写真家やギャラリーが集い、都市空間とアートが融合する場として注目を集めています。










アートを引き立てるミニマルなサイン演出
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOの象徴的なロゴデザインを、会場内の壁面・柱面・提灯・のれんへ展開。
「作品を主役に、サインは空間のリズムを整える存在」として過度な主張を避けつつ、訪れた人の印象に残る統一感を演出しています。
素材と施工へのこだわり
- 壁面サイン1:ホワイト壁にはロゴシート貼り
- 壁面サイン2:本棚を隠すためにマットのブラック合成紙で施工
- 柱面:再剥離のインクジェットシートで施工
- 置きサイン:3枚のパネル板はアルミ複合板+シート仕上げ
- のれん:布素材に昇華転写プリント
- 提灯:特注製作にてロゴ印刷・吊り設置
木目什器や照明との調和を考慮し、素材感を活かした温かみのある空間に仕上げました。
ブランドカラーを活かした空間構成
T3のテーマカラーであるピンクをアクセントに使用し、モノトーンとの対比でアートの躍動感を強調。
照明の反射や床素材との相性も踏まえ、「静」と「動」が共存する空間デザインを意識しています。
空間演出のポイント
- プロジェクション映像と調和する「壁面ロゴ」
- 柱のグラフィックで生まれる“動線デザイン”
- 展示空間を引き締める「置きサイン(自立型サイン)」
- 会場入口を印象づける「のれんサイン」
- スペース中央に配置した「特注提灯」
いずれも、展示のコンセプトに寄り添いながら存在感を発揮するよう仕上げました。
ご依頼ありがとうございました。
空間そのものがアートになるサインづくり
今回のT3 PHOTO FESTIVAL TOKYO レセプションパーティーでは、「看板や装飾が主張するのではなく、空間と一体化して“雰囲気を創る”」というコンセプトで製作・施工を行いました。
弊社では、展示会・イベント・ブランド発表会など、空間デザインと一体化したサイン演出を追求しています。
コンセプト提案から製作・設営まで、トータルで対応いたします。